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玄
'70年代に火がついて、'80年代に激変した日本のバス釣り。
そんな'80年代に多感な時期を過ごしてしまい、未だに'80年代のバス釣りから抜け出せないでいる 玄 です。
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2007年09月23日

戒め

何気ない行為だった しかし…
その代償は、あまりにも大きかった。
彼岸の中日 秋分の日 死者が呼んだのだ という大人もいたが、そんな言葉で片付けたくなかった。



まだまだ暑い日が続いていた。
学校は休みで、友人と二人で釣りに来ていた。
別に約束をしたわけではないが、当然のように別のグループの友人達もそこに来ていた。 

そのグループとは、しばらくは分かれて、釣っていたが、池を半周ほどしたところで、合流した。
すこしザワザワしていたので、沖の方に眼をやると、ルアーが浮いていた。
今思えば、それほど高いルアーではなかったが、それでもなけなしのお小遣いで買ったルアー。
最初のうちは、みんなでルアーを投げて引っ掛けようとしていたが、そのような腕があるわけでもなく、ルアーはどんどん沖のほうへ遠ざかって行く

きがした…

それほど、仲の良い友人ではなかったが、それでも共通の友人を通じて何度か一緒に釣りに行った仲だった。
運動神経抜群で、泳ぎも得意だった彼は、すこしおどけながら池の中へ入っていった。

みんな笑いながら見ていた。

何度か見た光景だったし、ルアーを掴んですぐに戻ってくると…

そこにいた誰もがそう思った。






いつもは、子供ばかりの釣り場に大人達が集まっていた。 どうやって呼んだのかもはっきり覚えていないが、救急車が到着し レスキュー隊が水中から連れて帰ってきてくれた彼は、もうそこに魂が存在しない事を示すかのように真白だった。

思い出すのもつらい出来事であった。
しかし、そんな重大な出来事を忘れかけていた自分が腹立たしい。
もしも、この記事に眼を留めてくれる人がいたならば…
軽はずみな行為は、絶対に避けるべきだし、そのような事をさせてはならない。
それによって失われるものは、余りにも大きすぎる。
自分への戒めのためにも、ここに記録する。


Posted by 玄 at 07:52│Comments(0)想ひ・・・
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